大葉(シソ、紫蘇)とは? ~大葉の基本知識、栄養と効能

shiso

<名称>

大葉(青じそ)は、シソ科シソ属・・・そのまんんまです。

スーパーで売られている緑色の大葉(青じそ)は大葉の青しそです。

他に紫色のものは赤紫蘇(あかしそ)と言われています。梅干の色などですね。

<食品成分>

大葉(青じそ)の成分表 (文部科学省提供の食品成分DBへリンクします)

<効能>

この成分表の中で特筆すべき点は、β-カロテン!
驚異的なβ-カロテンが大葉(青じそ)には大量に含まれています。
β-カロテンは免疫力を高める効果があり、抗酸化作用があるといわれています。
抗酸化作用とは・・・簡単にいえば錆びない!アンチエイジング効果ということなのです。
アメリカの国立ガン研究所では、がん予防のための植物リストに入っています。
ガンや動脈硬化などを引き起こす有害な活性酸素から身体を守ってくれる(抗酸化作用)があるのです。
鉄分とその吸収を助けるビタミンCがバランスよく含まれているので、貧血予防になります。
また、α-リノレン酸が多く含まれています。体内でEPAに変化しアトピーや花粉症などのアレルギー症状を緩和してくれる効果があります。
全体的にバランスよくビタミン/ミネラル類が含まれていますので昔から薬草と呼ばれているのがよくわかりますね。

また、シソ(大葉)には様々なファイトケミカルが含まれていますが、その中でも最も注目されているのがフラボノイドの一種である「ルテオリン」です。
このルテオリンはヒスタミンを抑える役割をしている・・・つまり、アレルギーを抑える効能があるのです。
ですから、花粉症などのアレルギー性鼻炎に悩まされている春先には、このシソ(大葉)を多く摂ることによって症状を和らげることができるのです。
実際、スムージーなどで数枚を入れて飲んでいるからなのか、症状はとても軽いです。

→ 大葉(青じそ)の種まき/栽培/収穫時期はこちら
※ 食べる際の注意はこちら

PAGE TOP