種を発芽させる条件を整える
種から発芽させるには、様々な条件が必要となります。
土
水
温度
日光
土はもちろんですが、水分がなくては発芽しません。
また、発芽に日光を必要とする場合には、光を当てなくてはなりません。
(光がないほうが発芽するものもあります。)
そして発芽には一定の温度が必要で、寒くては発芽しないことが多いのです。
いろいろ条件が必要なのですが、全部を叶えるのはなかなかうまくいきません。
そこで、ビニールハウスのようなものがあれば良いですが、そうもいきません。
ですので不織布で簡単に環境をつくる方法で発芽をさせています。
不織布で覆うと環境が整えられる理由
不織布というのは、日光を通してくれます。
そして水をある程度はじいてくれますので、外の雨を避けて、中の保湿をしてくれます。
なので、とても万能な布なのです。
日光に当てて温度を上げると、その分だけ土が乾いてしまいます。
ですから透明の容器で覆うこともできますが、それだと今度は、カビやコケが生え病気になる可能性があります。
なのである程度の量の空気があったほうが良いのです。
また、光を通さなければならないので、覆うにしてもある程度、透明なものが必要です。
そんなわけで、不織布が最適なのです。
こんな風にして覆います。
中はこんな風に苗床がたくさんあります。
専用のものを用意しても、短い間だけのことです。
ですから、プランターや畑などを利用して、一時的につくることが一番手軽なのです。