コンパニオンプランツとしてのバジル

コンパニオンプランツとは?

コンパニオンプランツとは、共栄作物/共存作物とも呼ばれ、一緒に育てると良い影響・効果をもたらす植物のことです。

野菜などを育てる時に、ハーブと組み合わせることが多く、病気や害虫の被害、成長を促進させたり、美味しくさせるなどの効果が期待できます。

野菜とハーブ・・・といえば、やっぱりバジルとの組み合わせが知りたいですよね。

バジルが野菜を美味しく育てるのであれば、一石二鳥!ですね。

バジルでアブラムシを野菜から遠ざける、コンパニオンプランツとしての役割

アブラナ科野菜にはアブラムシがよくつきます。

アブラナ科野菜には、キャベツ、コマツナ、チンゲンサイ、ブロッコリーなどがあります。この他、アブラムシの被害が多いのはオクラ、ナスなどです。

これらの野菜の近くにバジルを育てておくことで、バジルのほうへアブラムシが移動し野菜にはつかないという性質があります。

もちろんバジルにはアブラムシが付いてしまいますが・・・

バジルで連作障害を緩和、コンパニオンプランツとしての役割

野菜には連作障害というものがあります。

今年植えたら翌年は植えられない、、、連続して作れないというものです。

これは土の中の成分が偏ってしまうなどによって起こるものです。

これもバジルを植えることで、キャベツ、春菊などの連作障害を緩和することができるそうです。

バジルで美味しくする、コンパニオンプランツとしての役割

相性が良いのは、トウモロコシ、トウガラシなどがありますが、

一番よく聞かれるのは、トマトですね。

トマトは水分が少ないほうが甘くなると言われていますが、バジルは水分をたくさん必要とするので、一緒に植えるとトマトの根のほうから水分をどんどん吸収してくれるそうです。

コンパニオンプランツとしての植え方

良い影響を及ぼすには、だいたい20~30センチほど離して植えるようにしましょう。

あまり近すぎては悪影響を及ぼすこともあります。
(根などがからまってしまいますので・・・)

また交互に植えるなどすれば、目的の野菜を挟んで効果を高くすることもできますね。

肥料を使わずとも美味しくしたり、農薬などを使わずとも害虫を防ぐことができるのはとっても嬉しいですね。