【雑草対策完全版】雑草との上手に付き合う、3つの意外な方法(雑草で雑草・害虫対策、雑草マルチで保湿や保温)

雑草が、雑草対策に変わる!?

雑草に、良いイメージはありませんよね。

雑草といっても、草や花には名前があるのですが、要するに、

都合の悪い草

ということを雑草と呼ぶわけです。

以前の私は、

雑草を見ると、、、、どこか殺気が沸いてくる

そんな自分がいました。

雑草は、

野菜の栄養を、横取りする
害虫を連れてくる
ゴミになる

と、迷惑な存在でした。

でも、雑草には生えてくる理由があります。

そして、その雑草をうまく効果的に

雑草を都合良く、雑草対策に使う

ことに変えていきましょう。

雑草は、全部刈らない ~雑草がないと野菜に虫がつく

雑草を全部刈ると、野菜などに虫が寄ってきます。

え?虫を寄りつかせないために、雑草を刈ったのに・・・

確かに、雑草に虫はやってきます。

もちろん、ボーボーではダメかもしれません。

でも、虫だって、周りに葉や花がなければ、野菜にしか行く場所がありません。

私たちだって、ほとんど店のない田舎にいけば、コンビニが頼りだったりします。

雑草を刈る場所

植物が生えている間際などは、刈った方が良いでしょう。

その周辺も、もちろん良いです。

どの範囲かと言われると困りますが、プランターの中や畝の高い部分などは刈っても良いでしょう。

しかし、それ以外の部分は、多少生えていても大丈夫です。

養分を横取りされるほどの影響もないはずです。

また、畑の周辺などには、花などを植えておくのも良いでしょう。

畑に入る前に、他の花などで満足させてしまえば良いですから。

アブラムシなどは、アブラムシが大好きなものを別の場所に植えて置けば良いです。

雑草は、抜かない ~雑草は刈る

雑草を見ると、ついつい抜いてしまいます。

達成感がありますよね。

根っこが切れると、残念でなりません。

でも、根っこをいくら抜いても、どんどん生えてくるので、イタチゴッコですよね。

でも、根を抜かなくても、雑草が再生しにくい刈り方を覚えれば、全部を抜く必要がないのです。

むしろ、根を抜かないほうが、畑にとっても良いのです。

雑草の上手な刈り方

雑草の生え際の、少し深い部分を刈れば、ほとんどの植物は再生しません。

葉が残ってしまうと、その部分から葉が再生してきます。

ですから、少し深めに刈り取れば、葉が生えてくることはないのです。

また、根はそのままにしておくと、ほとんどの場合、腐ります。

腐ることで、微生物が活性化し、空気と水の通り道が自然にできます。

自然農法などでは耕さないやり方もあるくらいです。

山などの自然の中は、耕さなくとも自然の循環で成り立っていますよね。

根を引っこ抜くのは、達成感でしかありませんから、途中で切れたほうがむしろ良いと思ってみましょう。

雑草は、捨てない ~雑草マルチ

雑草はゴミにしかならない。。。と思いがちです。

でも雑草は、所詮植物ですから、枯れます。

そして枯れたものが腐り、いずれ土に還っていきます。

つまり、雑草は、土の一部で肥料になるのです。

雑草を処分しない方法

雑草を根から抜いてそのままにしておくと、その場所で根を生やしてしまうことがあります。

根を切っておけばほとんどの雑草は枯れることになります。

その雑草ですが、肥料になる以外にも季節を問わず利用できるのが、マルチの代わりです。

マルチとは、夏には水分が蒸発してしまうことを防ぐ保湿対策
そして日陰をつくり雑草対策にもなります。

冬は土の保温の役割をします。

ですから、雑草を土の上を覆っておくだけで、そうした土の保温対策に効果があるのです。

特に夏は雑草が多いので、そうした草を野菜などの根元に集めておけば、土の水分蒸発を防げます。

心配であれば、少し乾燥させてから使っても良いでしょう。

その草は、いずれ土に還るので、畑にも地球にも優しいのです。

実のなる野菜などは黒マルチなどで覆ったほうが良いですが、そうでない場合には、ぜひ、雑草マルチで夏を乗り切ってみましょう。

雑草とうまくつきあう

大きな成長した雑草は、なかなか土に還すことができません。

ですから、できれば、雑草は小さなうちから少しづつ刈り取るのが良いです。

小さいうちは、葉も茎も柔らかいので、土に還りやすいです。

大きくなってしまうと固くなり、しかも、花が咲いて種ができてしまうと更に増えてしまいます。

大きくなったら、一度干して乾燥させて細かく砕けるものを落とし、処分しましょう。

雑草の対策は、永遠の課題です。

雑草に怒りをもっても、雑草は生きる目的で生えてきます。

雑草にそうした感情を持ち込むのは、全く意味がありません。笑

ですから、雑草とうまくつきあって、快適な畑ライフを過ごしていきましょう。