夏の水やりは大変、マルチを活用
梅雨に入っても、雨が降りません。
夏が来たような連日の晴天で、水やりをしてもすぐに土が乾いてしまいます。
朝晩、いくら水やりをしても乾いてしまうため、こういった場合には、土の保水性を上げるために、マルチを活用するのが良いです。
マルチは、土を覆うことをいいます。
夏には土の水分が蒸発しないように、冬には土を保温するために使います。
こうすることで、夏の水分蒸発を防ぐため、水やりの回数を減らすことができます。
マルチといえば、黒いビニールのシートのイメージがありますが、私はよっぽどでない限り使いません。
畑も小さいですし、以前はプランターでしたので、それほど大げさにする必要もないと思っています。
そこで活用するのが、雑草。
刈り取った雑草を根元に置いておくことで、マルチに変身するのです。
この雑草マルチには、3つのメリットがあります。
雑草マルチの3つのメリット
雑草マルチには3つのメリットがあります。
1.土の保水性を高める
先ほど書いたように、土の上を覆うので、土の水分が蒸発しにくくなります。
土の水分蒸発が減ることで、水やりの回数も減りますし、水道代も減ります。
梅雨時期などは湿気が増えることもあるので、ナメクジなどには注意が必要です。
2.日陰になり雑草が生えない
土を覆うので、太陽の光が土に通りにくくなります。
ですから、そこに雑草の種があったとしても、芽が出にくくなります。
雑草で日陰をつくることで、雑草が生えないなんて、一石二鳥ですね。
3.雑草を捨てず、土に還す
雑草はゴミですが、大量であれば燃えるゴミとして捨てることになります。
しかし草ですので、乾けば軽く細かくなり、土に還ることができます。
ですから、そのままマルチとしておいておけば、乾燥して土に還っていくことになります。
雑草を有効活用しよう
雑草は刈り取りましょう。
根から抜くと、その根が土に触れると生き返ることがあります。
また、雑草を根の付近で刈り取ることで、根から腐って水や空気の通り道にもなります。
もちろん生えてくることはありますが、そしたらまた刈り取ります。
小さいうちに刈り取ると負担が減りますので、こまめに刈り取って、雑草マルチにするのが良いでしょう。