バジルの摘芯(摘心)栽培では、すでに植えられている株からできるだけ多くの葉を収穫する方法をご紹介しました。
摘芯(摘心)では茎をチョキンと切ってしまうわけですが、その切り取られた先の部分はどうしたらいいのでしょう?
もちろん食べても良いですが、実は、この切った部分を新しい株(苗)に変えることができるのです!
生命力の強いバジル
バジルはとても生命力の強い植物です。
摘芯(摘心)しても新しい枝が出てまた葉や花をつけます。
あらゆる方法を使って成長していくのです。
そして切り取られた部分も水につけておくと、実は、切り取られた部分から根が生えてくるのです。
芽を摘んで水につけるだけ
1.まず芽を摘みます。
茎の部分はそれなりに長いほうが良いです。
(この写真ではちょっと短いので、もっと長いほうが良いでしょう)
なぜなら、水につけておくと曲がってきたりすることがあるためです。
また、水かさなどの調整もしやすいので、水に入れる容器と調整しつつ長さを決めましょう。
2.容器を用意し水につける
摘芯(摘心)した複数の芽の茎を輪ゴムで止めるなどすると、水に挿した上体で安定します。
普通のコップなど(写真は100円ショップなどである普通のアクリルコップ)で構いません。
3.数日で根が出てきます
太陽に当たる場所に起き、毎日水を取り替えます。
バジルは常に新鮮な水が必要なのです。
すると1週間ほどすると、根が生えてきます。
水に使っている部分から根が生えてくるので、この写真のようにちょっと違う場所からも生えてしまいました。。。
ま、とにかく根がある一定のところまで生えれば土に植えることができるので、根が数センチになったら土に移しましょう。
摘芯(摘心)した側も摘んだ側からも、どちらからも増やすことができる・・・
バジルは無限に増殖させることができるのです!