いろいろな方が栽培に苦労しているメールをいただきます。
理由はいろいろあれど、話を聞いていると水に原因があるのではないかと思いました。
一番大切なのは水
バジルの基本、大葉(青じそ)の基本にもありますが、一番大切なのは、水です。
最初に使っている写真は私が使っているバケツです。およそ8リットル入ります。
それを2リットル入るジョウロに移し、そのジョウロの2リットルを1つのプランターで使い切ります。
このジョウロは特に先がシャワー状になっていませんが、もう根がしっかりとしているので、ドボドボあげても全く平気です。
表面が濡れるくらい、あるいは湿るくらいの水では、根の深いところまで水は行き届きません。
土はそれなりに固くなっているので、水が浸透するにはかなりの量を与えないといけないのです。
もしどうしてもゾウさんジョウロを使いたかったら、何回も往復して大量に水をあげてくださいね。
水に対応した土
もちろん、ハーブにふさわしい土である必要があります。
まず、大量の水をあげても、水を通さない土であれば水は浸透しません。プランターと土の隙間から水が下に流れてしまうだけで、根のあるところに水が行きません。
また、水を含みすぎて水はけの悪い土だと、浸透した水がいつまでも根の周りに留まり、根が腐ってしまうのです。
同時に、水はけの悪いプランターの場合も同じく、水が溜まってしまい根が腐ります。
水は多くても少なくてもダメなのです。
大切なのは、新鮮な水が常に流れ続けることなのです。
酸素と栄養の多い新鮮な水が根に届けば、ちゃんと育ちます。
今からでも遅くないので、頑張ってみてください!
追記)
※2010年は散水ホースリールを買いました!