バジルの種まき/発芽に失敗する5つのパターン ~バジルの種が発芽しない理由は?

バジルの発芽に失敗する5のパターン

バジルの発芽に失敗した

そんな経験はありますか?

私は当初から、何かの本を見てバジルの種まきをしていないので、適当にやってみて、失敗したら調べて・・・ということをやっています。
しかし、いろいろな本を見ても書いてあることが若干違うので、私なりにまとめてみました。

いろいろな要因がありますが、当てはまるものを1つづつ解決してみてはいかがっでしょうか?

その1.日光に当てている(バジル特有)

バジルは発芽に太陽を必要としません。
日陰で十分ですし、室内でも構いません。
温度を20度以上に上げることは必要ですが、必ずしも太陽光が必要ではありません。
太陽光に当てすぎると、土の表面が乾燥してしまいがちです。

その2.土の表面が乾いて保湿されていない(共通)

土の表面は保湿されている必要があります。
ですから、土が乾かないように覆ってあげる必要があります。
温度が高いと、土も乾燥してしまいがちですので、何かで覆って水分の蒸発を抑えてあげましょう。

その3.保湿を意識しすぎて、表面にコケが生えるなど土が衛生的でない(共通)

とはいっても、乾燥を抑えるためにラップなどで覆ってはいけません。
温度が高く湿度があると、コケやカビなどが生える原因となってしまいます。
保湿は大切ですが、あまり密閉しないようにしましょう。
また、土も昨年の使い回しは避けたほうが良いです。
土は汚れているので、できれば新しく買ってきて、ハーブの土や赤玉・腐葉土などで発芽をさせましょう。

その4.気温が低い時期に植えている(共通)

ちょっとあたたかくなると気を焦って種まきをしてしまいがちです。
平均気温が20度以上は必要なので、ゴールデンウィーク前までは温度に気をつける必要があります。
20度を下回るようであれば、室内で発芽をさせていくほうが良いですね。
必ずしも屋外である必要はありません。

その5.去年買った余った種を使っている(共通)

種を買うとかなりの量になるので、使い切れないこともあります。
そのまま物置に置いておき、翌年になって使おうということも考えますよね。
でも、種は管理にとても敏感なものですので、ちゃんとした管理がされていなければ発芽率はかなり低下してしまいます。
春に撒いた種ですから、その後、梅雨や夏、冬などを通り越して春の同じ時期がやってきます。
その間に種の状態が変わってしまうのです。
100均に行っても2つで100円という値段で売っているので、ぜひ新しい種を買うことをオススメします。

種がなかなか発芽しない、そんな時に疑うこと&対処 ~種の保存状態によっては発芽率が異常に悪いことがある

バジルを発芽をさせよう

バジルの発芽は1週間ほどです。

10日ほど待って何も反応がなければ、やり直しをしたほうが良いと思います。

それ以上ほおっておいても、土が汚れたりして、うまく発芽することはありませんし、発芽してもあまり元気な芽でない可能性があります。

また、発芽しても元気でなければ、やっぱりやり直しをしたほうが良いです。

元気な苗をつくるためには、発芽はとても大切な行程です。

ぜひがんばって発芽させてみてください。

バジルの種のまき方 ~種まきと発芽に失敗しない5つのコツ
バジルの種は、手でパラパラと撒くのもいいですが、つまようじを塗らして土に撒くと、まんべんなく撒きたい場所に撒くことができます。

バジルの種
バジルの種には多くの種類があり、一般的なものは「スイートバジル」です。そのほか、「レモンバジル」、「シナモンバジル」など、臭いが異なるものがいくつか出ているものや、タイ料理などでは「ホーリーバジル」が使用されます。コンパクトに成長する「ブッシュバジル」などもあります。
PAGE TOP