シソ(しそ、紫蘇、大葉)の種まき/発芽に失敗する5つのパターン ~シソの種が発芽しない理由は?

シソ(しそ、紫蘇、大葉)の発芽に失敗する5のパターン

シソ(しそ、紫蘇、大葉)の発芽に失敗した

そんな経験はありますか?

私は当初、何かの本を見てシソ(しそ、紫蘇、大葉)の種まきをしていないので、適当にやってみて、失敗したら調べて・・・ということをやっています。
しかし、いろいろな本を見ても書いてあることが若干違うので、私なりにまとめてみました。

いろいろな要因がありますが、当てはまるものを1つづつ解決してみてはいかがでしょうか?

その1.袋から種を出してそのまま土に直まきしている(シソ特有)

シソ(しそ、紫蘇、大葉)は、種をそのまま土に撒いて、出てくる時と出てこない時があり、発芽率にも大きな影響を及ぼします。
シソの種はとても堅いので、一晩水に浸けるなどして、表面を柔らかくしておく必要があります。
土に撒いてもその状態が保てていれば芽が出ることもありますが、シソは一晩水に浸けてから種まきをするようにしましょう。

大葉(シソ)の種まき準備 ~種を袋から出してそのまま蒔いてはいけません
シソ(大葉、紫蘇)は種から植えても簡単に芽が生え育ちます。苗でも100円くらいはするので種なら100個くらいは手に入りますので、とってもお得です。

その2.種を土で覆いすぎている(シソ特有)

シソは、種を土に覆いすぎると発芽が遅れます。
ある程度の水分を含んでいる必要はありますが、実は、太陽の光が少し当たるくらいのほうが発芽が早まります。
かといってあまり乾燥してもいけないので、半日陰や短時間太陽に当てるなどするのが良いです。
種が土の上に乗っているからといって心配せず、土の中に埋めるようなことは避ける方が良いです。

その3.気温が低い時期に植えている(共通)

ちょっとあたたかくなると気を焦って種まきをしてしまいがちです。
平均気温が20度以上は必要なので、ゴールデンウィーク前までは温度に気をつける必要があります。
20度を下回るようであれば、室内で発芽をさせていくほうが良いですね。
必ずしも屋外である必要はありません。

その4.去年買った余った種(あるいは収穫してすぐの種)を使っている(共通)

種を買うとかなりの量になるので、使い切れませんね。収穫しても大量です。
そのまま部屋に置いておき、翌年になって使おうということも考えてしまいますが管理は大丈夫ですか?
でも、種は湿度や気温にとても敏感なものですので、ちゃんとした管理がされていなければ発芽率はかなり低下します。
春に撒いた種ですから、その後、梅雨や夏、冬などを通り越し、その間の温度と湿度で種の状態が変わってしまうのです。
また、種は収穫してから6ヶ月以上の休眠期間という時間が必要なので、収穫してすぐに撒いても芽は出ません。
100均に行っても2つで100円という値段で売っているので、ぜひ新しい種を買うことをオススメします。

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その5.日照りや水没などが起こっている

土の状態が悪いと水はけが悪く水没をしてしまったり、また逆に陽が当たりすぎて土が干ばつ状態になってしまうこともあります。
シソは地植えで自生していることもあるるので強いと思われがちですが、やはり芽の段階ではちゃんと保護してあげることが必要です。
もちろん畑への直まきでも可能ですが、その場合には塗れた新聞紙で表面を覆うなどして、保湿をしてあげることが必要です。

番外編

種をまいてそのまま放置したままだと、風で飛んでいってしまうかもしれません。
また、雨で流れていく可能性もあるので、発芽までは塗れた新聞紙で表面を覆うなどしてあげましょう。

シソ(しそ、紫蘇、大葉)を発芽をさせよう

シソの発芽は1週間~10日ほどです。

バジルよりは少し長めなのでやきもきしてしまいがちですが、すこしガマンしましょう。

元気な苗をつくるためには、発芽はとても大切な行程です。

ぜひがんばって発芽させてみてください。

大葉(シソ)の種まき準備 ~種を袋から出してそのまま蒔いてはいけません
シソ(大葉、紫蘇)は種から植えても簡単に芽が生え育ちます。苗でも100円くらいはするので種なら100個くらいは手に入りますので、とってもお得です。
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