夜盗虫(ヨトウムシ)とは
ヨトウムシとは、漢字で夜盗虫と書くように、夜に現れます。
昼間は日陰や土の中に潜り、夜になると出てきます。
そして、葉を食べ尽くすほどの被害にあうのです。
ヨトウムシの姿は、、、googleさんで検索してください。
あまり写真を載せたくないので。。。w
ヨトウムシは蛾の幼虫で、いわゆるイモムシ系です。
グレーっぽい色をしたもので、もっとも大きいものは2センチほどになります。
蛾の幼虫なので、チョウチョと同じように葉に卵を植え付けます。
その数が半端なく、多い時には100個単位です。
葉の裏にビッシリと植え付けられ、孵化したら土の中に潜ります。
そして夜になると出てきて、葉を食べるのですから、一晩で食い尽くされるようなことにもなりかねません。
ヨトウムシは、かなり厄介な存在です。
害虫被害の犯人がヨトウムシだと判断できる三つのポイントを解説します。
その害虫被害の犯人がヨトウムシだと判断できる三つのポイント
1、大胆に食べられている
ちょっとやそっとの虫食いではなく、
葉が半分ない
茎しか残っていない
(茎すらもない)
というレベルです。
もしヨトウムシの場合、大きくなると食欲が旺盛になるので、虫食いがかなり加速します。
一晩でキャベツがなくなることさえあります。
2、昼間にいない/アオムシではない
まずはアオムシを疑います。
でも見つからなかったら、ヨトウムシの可能性が高いです。
アオムシは葉の裏などにいますが、苗から離れる可能性は少ないです。
虫がいないのに食べられている
そんな時は、ヨトウムシの可能性が高いです。
3、網をかけているのに虫食いが起こる
虫食いのもう一つの原因は、バッタです。
バッタは網をすればかなりの確率で防げます。
(ただ、土の中から生まれてくるので、完全には防げませんが・・・)
アオムシも防げます。
しかしヨトウムシは、土の中に隠れているので、網の中にいるのです。。。
ヨトウムシは、厄介な害虫
そんなわけで、ヨトウムシはかなり厄介な存在です。
ほおっておくと一晩で丸ごと葉がなくなるくらいの食欲旺盛ですから、無視することができません。
ヨトウムシだとわかれば、その予防と退治が必要ですね。
もちろんこれ以外にも虫は存在します。
ただ、バジルとシソについては、ヨトウムシの可能性が高いです。
ヨトウムシ(夜盗虫)に効果的な有機栽培用の農薬/殺虫剤(ゼンターリ顆粒水和剤の使い方)