バジルはいつまで収穫できるのか?
バジルは、どの季節まで栽培し、収穫できるのでしょうか。
実は、、、温かければ、一年中大丈夫なのです。
でも日本はどうしても四季があるので、冬には寒くなって成長が止まってしまいます。
バジルの生まれ故郷は温かいので、一年中栽培が可能です。
ですから、温かい場所であればずっと収穫ができるのです。
(もちろん、1本から収穫できるのには限度がありますが、秋に植えても温かければ育つという意味です。)
では、バジルをできるだけ長く収穫するための3つのコツをお教えします。
バジルを温かい場所に置いておく
畑での地植えの場合には、どうすることもできませんが、プランターや鉢で栽培している場合には、室内に移動させることで冬でもバジルを収穫することができます。
もちろんビニールハウスなど温かい環境が整えば、家の外でも構いません。
いずれにしても、最低でも15度以上を保つ場所であれば、それなりに育ってくれます。
バジルに花を咲かせない
バジルが開花すると、とたんに葉が固くなっていきます。
花と種に栄養が費やされるためです。
ですから、開花をしたら、どんどん摘芯するなどして、花をつまんでいき種を作らせないというのがポイントです。
こんな風になる前に、花をどんどん切っていきましょう。
肥料と水を必ず与える
有機肥料にこだわりすぎて肥料を与えない人が多い・・・
バジルがなかなか育たないという話が多いですが、実は一番多い問題が、肥料不足です。
有機栽培にしたいから、化学肥料は与えない・・・といっても、枯れてしまったり食べられないというのでは仕方ありません。
化学肥料が悪者にされていますが、化学肥料はサプリメントのようなものです。
有機肥料によって土壌がつくられ、それを補うために使う化学肥料に問題があるわけではありません。
ですから、1~2週間に一度、少量の化学肥料を与えることをオススメします。
水不足、根腐れによる水の吸収不足
そしてもう1つは、水です。
バジルはよく水を吸うので、水が不足しても元気がなくなります。
ですからまず水をたくさんあげること。
また、プランターなどでは根腐れなどによって、根が水を吸収しにくくなっていることもあります。
プランターを入れ替えるなどして、根を少し切って、水はけと水持ちの良い土に変えるなどすれば復活します。
長い間の栽培と収穫を目指して
せっかく育てたバジルですから、できるだけ長い期間に食べられるほうが良いですよね。
温度、肥料、水、そして花や種を付けさせないようにすれば、これまでよりも長くバジルの葉を収穫して楽しむことができるでしょう。