永田農法でバジルを育てるための最後の準備です。土の準備が終わり、肥料を準備し、いよい苗植えです。
2013年は例年より少し寒いので苗から育てて見ることにします。
バジルの苗は5〜7株くらい入っていて、1ポット120円くらいで売られています。
緑色が強く元気なものを選びましょう。
(バジルの種から育てるにはこちらをご覧ください。)
永田農法では、バジルの苗を植える際に、種から育った土をすべて落とし、根を切って植えます。
バジルの苗の土とこれから育つ土が異なるので、一旦すべてを落とすそうです。
ですので、根から土を落とすためのバケツに水を汲んでおきましょう。
また、根を切るのでハサミも用意しておきましょう。
根から土をほぐし、根を切る
さて、まずはポッドから根を取り出します。
ゆっくり静かに取り出しましょう。
土の裏側を見てみましょう。
根がびっしり詰まってます。
この根をほぐしていきます。
土と根が絡まっているので、ある程度土を落とせば大丈夫です。
そして、用意した水の入ったバケツで根を静かに洗い土を落とします。
土が絡まっているので簡単には落ちないですが、ここでしっかりと土を落とす必要はありません。
そしてこの根の先を切ります。
根元から5〜7センチくらいのところで切ります。
こうすることで、古い根がなくなり、新しい根がぐんぐん伸びやすくなります。
そして再度洗いながら、1つ1つの根をほぐしていきます。
根を切ってから、根を洗いながらほぐしていくことで、根を傷つけず簡単に分離させることができます。
こうしてすべての根をほぐします。
バジルの苗が1本1本バラバラになりました。
これで植える準備が整いました。
浅いところに根がはるように植える
永田農法では、あまり水をやりすぎないことから根が地表に近い位置で伸びるように植えます。
そこで普通とは少し違った土の掘り方をします。
ちょうどドーナッツが入るような形で円状に、浅く土を掘ります。
少し真ん中に高さを持たせます。
そしてそこに放射状に根を伸ばして植えていきます。
先ほどほぐした根を、このドーナッツ状の凹みの部分に向けて放射状に伸ばし、上から見ると360度に根が伸びているようにします。
そして土をかぶせていき、適度に土を押して固定します。
プランター1つに1品目、そして3本程度がベストです。
複数のハーブが混在すると植物の優劣が発生して育てにくくなったり、土と水、空気と栄養のバランスが1本1本にいきわたるようにするには、バジル1本毎の間隔を20センチ以上空けてておくほうが良いでしょう。
そして土が水をちゃんとしみこんでいないことなどもあり乾燥しやすい状態になっているため、数日間は、半日陰などで育てるのが良いとのことです。
さあ、これで苗植えもできました。
いよいよ永田農法でバジルを育てる準備が整いました。
どんな味と臭いのバジルができるのか、とっても楽しみです。