木酢液(もくさくえき)
木酢液(もくさくえき)という名前は一度は、無農薬を取り組む人だったら一度は聞いたことがあるでしょう。
燃やして炭にするときに出た水蒸気を液体にして冷やしたものです。
成分は木タール・酢酸・メタノール・アセトン・アセトアルデヒド・フェノール等、その数は200種類以上にものぼるといわれていますが、抽出しただけのものは有害な成分を含んでいる場合が多いため、時間をかけてろ過するなどして有害成分を取り除いたものが販売されています。
私はamazonでトヨチュー 有機酸調整済み 木酢液 1000MLというものを購入しました。
こちらを使ってみたいと思います。
早速、希釈してみましょう。
木酢液の用途
木酢液は、防虫のほか、土の微生物を活性化させたり、消臭に使ったりすることができます。
希釈濃度を変えることによって、万能に使える液のようです。
ふかふかの土づくりの場合の希釈(33.3倍)
植物の活性のための希釈(333倍)
生ゴミ処理(堆肥つくり)のための希釈(33.3倍)
犬猫よけのための希釈(10倍)
でも、防虫がありません。
他の情報を見る限り、
だいたい500から1000倍に薄める
ようです。
これは、商品の木酢液の濃度にもよると思いますが、ひとまずこれで試したいと思います。
そして1週間に一度くらい散布すると良いと書かれてあるので、そちらで試してみたいと思います。
木酢液を500~1000倍に薄める方法
500~1000倍に薄めると言われても、なかなかどうやって良いかわからないですよね。
500ミリリットルだったら、0.5グラム
1000ミリリットル(1リットル)なら、1グラム
です。
私はだいたい計量カップやスプーンで量りませんので、キッチンスケールなどの重さで量ることが多いです。
この方法だと、0.1グラムまで測れます。
とりあえずお試しで使いたいので、100円ショップで買ってきたスプレーボトルに入れることを想定しています。
380mlなので、0.38グラムで、1000倍です。
350mlくらいで考えて、500~1000倍とすると、だいたい、0.35~0.7グラムの範囲ということになります。
とても少量ですね。
そんなわけで、スプレーボトルの中にスプーンで入れてみることにします。
本当に少しなので、びっくりですが・・・
とりあえず、0.6グラムが計測できました。
この量です。。。。
ここに水を入れてみます。
382グラム入りました。
つまり、0.6グラムを382グラムで希釈したことになります。
382グラム ÷ 0.6グラム = 636.66666
およそ636倍
になったということです。
とりえあず今回はこれでいきましょう。
さて、散布です。
いろいろな病害対策・防虫のヒント