土は、栽培の基本
ひとくちに土といっても、土の成分は様々です。
作物によっても必要な土の環境は異なります。
畑で育てる場合にも、プランターで育てる場合も、土のことを知っておくとで、成長具合を改善することができます。
すべての栽培の基本は、根です。その根を支えるのが土なのです。
基本の土
畑で育てる場合には、そこに存在している土をどのように改良していくのかという課題になります。プランターなどで栽培する場合には、土を買ってくることになるでしょう。
腐葉土
基本の基本は、やっぱり腐葉土。
腐葉土(ふようど) ~土の有機微生物を再生させる、土づくり・土の土壌改良材
落ち葉(主に広葉樹の葉)が堆積し微生物などによって腐敗したものを腐葉土といいます。一般的に売られているものには、元肥入りというものが多く、肥料を適度に含んでいるものが多くあります。
赤玉土
赤玉土(あかだまつち) 〜ハーブ(バジルと大葉(シソ・紫蘇))の土作り
赤玉土(あかだまつち)は、褐色で粒状の土で、万能土として様々な栽培で古くから使われています。
ココピートやし/ピートモス
ココピート ~ヤシの実生まれの天然素材。通気性、保水性、排水性に優れたエコな土。
ココピートは、ヤシの実生まれの天然素材。通気性、保水性、排水性に優れたエコな土として、土壌改良にも使われます。ヤシの実の殻が原材料ですから、生産が枯渇することもありませんし、燃やして捨てることもできます。ココピートだけで野菜を育てることもできますので、万能な土として注目されています。
バーミキュライト
バーミキュライト(Vermiculite) 〜ハーブ(バジルと大葉(シソ・紫蘇))の土作り
バーミキュライト(Vermiculite)は、蛭石(ひるいし)を1000℃ほどで高熱処理し、元の10倍以上に膨張させたものです。バジルやシソ(大葉、紫蘇)を育てる際には、赤玉土などとバーミキュライトを混ぜることで、水はけ、水もち、肥料もちが良くなり、根がしっかりと育ちます。
土壌改良
土の環境を改善するものです。
酸性・アルカリ性の調整
有機石灰
有機石灰(有機石灰)は、すぐに植えても大丈夫。苦土石灰よりも遅効性で、苗の根を傷めない
有機石灰は、酸性土壌のpH調整・改良に使う
有機石灰は、土が酸性になることを防ぐために使われます。
主に、牡蠣など貝の殻を砕いたもの...
苦土石灰
苦土石灰(くどせっかい)は、土を弱アルカリ性にする、土づくりに欠かせない土壌改良材
地中海生まれのバジルやシソ(大葉、紫蘇)などのハーブ類にとっては、酸性ではなく弱アルカリ性に変えてあげることが大切です。土を弱アルカリ性に再生させる場合には便利です。
通気性、排水性、保水性、保肥性
籾殻(もみがら)
籾殻(もみがら)の使い方 ~もみがらの性質を使った効果的な利用方法(保湿、保温、通気性、肥料まで)
籾殻(もみがら)とは
籾殻(もみがら)は、稲の穂から取った実の殻で、殻を取った残りが玄米です。
殻の部分なので皮のようなものですから...
微生物の活性化
堆肥
堆肥/コンポスト/コンポストボックス/コンポスター/生ゴミ発酵機の基本と選び方
コンポストとは
コンポスト(compost)とは、英語で堆肥のことをいいます。
堆肥というのは、有機物が分解や発酵などをしてできた土で、...