畑の雑草を取ると、虫がつきやすくなる
バジルの栽培も畑でのどんな栽培でも同じなのですが、雑草などがなくピカピカの畑をみかけます。
見た目は綺麗ですが、実はこの畑は虫がつきやすいのです。
草があるから虫が来るというのは本当です。
だからといって草を取ると、残ったのは・・・野菜やハーブなど。
虫も何も他に行き場所がないので、仕方なく野菜やハーブに来るのです。
かといって、草がいっぱいでも困ります。
雑草や花を植える理由
わが家の畑の一つですが、この畑の周りには、カモミールが植えてあります。
このカモミール、臭いがあるから虫が寄ってこないなんて言われますが、虫を寄せ付けます。
アブラムシも来ますし、たとえばカマキリやテントウムシもやってきます。
いろいろな虫がやってきますが、
畑の周りに、野菜より魅力的なものが植えて、そちらに気をそらす
ということで、畑の中に虫が入って来にくくなります。
人間でもそうですよね。
魅力的なものがあるところで、足が止まります。
虫でも、美味しいものを用意すれば、そちらに集まるのです。
しかも、そこには虫の天敵もたくさん集まります。
テントウムシはカワイイ姿ですが、肉食です。
アブラムシが大好物ですから、住み着いてガンガン食べてくれます。
カモミールだけに集まるわけではないので、いろいろな草が必要です。
野菜の根元付近に生えているものは栄養素を取られてしまいますが、離れている場所は、あまり大きな影響もありません。
だから、少し残しておいて、虫の住処(すみか)にしてあげるのです。
そんなわけで、雑草を取るのも、ほどほどにしてみてはいかがでしょうか?