ネットをかけていたのに、害虫被害にあった
防虫ネットをかけていても、害虫の被害を防ぐことはできません。
防虫ネットは外から飛んでくる虫を防ぐことはできますが、土の中から生まれる虫を防ぐことはできません。
バッタ、コオロギ、ヨトウムシなど・・・
などは、土の中に居たり卵が土に入っていれば、生まれてくることになります。
今年は防虫ネットで元気に育っていました。
そして、摘芯も整枝もして順調でした。
そして、いよいよ!という時に、食害/害虫被害に遭いました。
おいおい、食べ過ぎだろ・・・
全滅に近い状態。
動画で撮影してみましたが、かなり悲惨な状態です。
さて、犯人捜しです。
尺取り虫の被害だった
「バッタ、コオロギ、ヨトウムシ」
この3点についてはある程度、構えはありました。
でも、バッタやコオロギは、卵から生まれても小さいはず。
この大胆な食害/害虫被害は・・・・
ヨトウムシだろう!
と思い、土を探してみます。
・・・・でも、一匹も見当たらないのです。
たしかに、ヨトウムシは食べますが、シソほどバジルが好きなわけではないです。
では誰が!?
先日、摘芯をしたバジルの葉を調理に使おうとしていたら、珍しく、
尺取り虫
が居ました。
不思議だなぁと思いつつも、駆除し調理に。
しかも、あまり食べられていない状態だったので、あまり気にしていませんでした。
その数日後・・・・写真のような葉が全滅状態になっていたのです。
そこで葉をすべて見ても、全く見つかりません。
そして、ある葉に、蛾がとまっていました。
しかも2匹。
1匹は死んでいましたが、もう1匹は逃げてそして飛んで行きました。
もしかして・・・・尺取り虫?
もう1度、葉の裏側までもを、すべて探し・・・・
そして、見つけました。
葉の裏に、サナギが・・・・
↓クリックすると大きくなります。
左はサナギになりかけの状態で、糸を出し切っていない状態。
右は完全にサナギ状態でした。
たらふくバジルを食べて、そしてサナギに・・・・(怒)
捕殺しようと思いましたが、このまま孵化させて拝んでやろうと思い、虫かごに保管してあります。。。
どうして、尺取り虫の被害に遭ったのか
尺取り虫は、シャクトリ蛾の幼虫です。
シャクトリ蛾は、卵を産み、そこから尺取り虫となります。
土の中から出てくるパターンではないのです。
ですから、
ネットの中に、何らかのタイミングで入った
ということです。
摘芯をしていた時には入っていたわけです。
・・・
よく考えてみると、
長靴で育てていたバジルが食害/害虫被害に遭ったので、
ネットの中に保護した
ということを思い出しました。
たぶん・・・・このバジルに、蛾がついていたか、そこに卵を産んだのかもしれません。
あるいは、最近の台風で風が強い状態が続いていたので、蛾が舞い込んだのかもしれません。
いずれにしても、ネットの中に入ったのでしょう。。。
摘芯の時に2匹見つけた時に、もう少し注意深く見ておけばよかったです。
そんなわけで、この食害のバジルも、復活に向けて成長させていきたいと思います。