ローズマリーを上手に育てる、5つの栽培ポイント(土、水やり、肥料、日当たり、風通し)

ローズマリーの育て方

ローズマリーの育て方

ローズマリーは、比較的育てやすい丈夫な樹木です。

常緑で極端に寒い地域でなければ、冬越しも可能です。

ぜひ、育て方のポイントを知って、大きく育てましょう。

ローズマリーを上手に育てる、5つの栽培ポイント(土、水やり、肥料、日当たり、風通し)をご紹介します。

ローズマリーの土

ローズマリーは、比較的乾燥した地域でも育つので、土の水はけの良いものを好みます。

また、酸性土も好まないので、苦土石灰や有機石灰などで、土壌をアルカリ性にしたほうが良いです。

ただ、痩せ土(栄養のない、水はけのよい土)でも十分に育ち、枯れることはありません。

ですから、粘土質で酸性土壌など、極端に湿気の多い土でなければ、大抵の場合には育ちます。

もちろん、プランターや鉢でも十分に育ちますし、庭の地植えでも大丈夫です。

みずやりすらほとんど必要ありませんので、環境さえととのえば、十分に育つことができます。

ただし、移植は向かないので、鉢植えから植え替える場合には、そのまま根を傷つけないようにするのが良いでしょう。

鉢植えで育てる場合に土に困ったら、ハーブの土がベストです。

また、ココピートなどでも育てることができます。

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ココピートは、ヤシの実生まれの天然素材。通気性、保水性、排水性に優れたエコな土として、土壌改良にも使われます。ヤシの実の殻が原材料ですから、生産が枯渇することもありませんし、燃やして捨てることもできます。ココピートだけで野菜を育てることもできますので、万能な土として注目されています。

ローズマリーの水やりや肥料

ローズマリーは、痩せ土を好むということは、つまり、水をやりすぎると枯れるということです。

水をやる場合には、土の部分に直接かけるなどして、葉にはかけないほうが良いです。

蒸れたり腐ったりする原因になります。

また、肥料もあまり多くないほうが良いので、原則、肥料も必要ありません。

ただし、ある程度、大きくさせたい場合には、夏前に肥料をあげると良いです。

どんな肥料でも良いですが、ハーブの肥料であれば間違いありませんね。

ローズマリーは、日当たりと風通しが大切

ローズマリーの剪定

ローズマリーは、日光を好みます。

庭などに植えたりしても、夏の暑い日照りでも葉が焼けることはありません。

また、蒸れることを嫌うので、できるだけ風通しが良い状態に置いておくことが必要です。

風通しを良くするには、剪定でできるだけ土に近い部分や、密集した場所を空くようにして、湿気を閉じ込めない工夫が必要です。

剪定しつつローズマリーを利用していくとき、なんとなく見た目を気にして端から使っていくことも多いと思います。

私は、株の真ん中から、どんどん剪定していきます。

中央部分を空洞にしておくことで、湿度を逃げやすくするためです。

湿度が高いと、腐る原因にもなりますし、害虫の原因にもなります。

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