コンポストボックスの完成と設置
今回作ったコンポストボックスは、
外に設置
底がなく土の上に設置
土だけで堆肥をつくる
というコンセプトなので、家と畑との間の通路の脇に設置することにしました。
コンポストボックスの設置に適切な場所
コンポストボックスで堆肥ができる過程は、シンプルではあるものの条件が整う必要があります。
外で気候変動や天候が変わる中で、どのような想定をして設置をしたらいいか、いろいろと考えました。
基本的な好条件
堆肥がよくできる好条件は、温度と湿度が適切であるかどうかです。
季節に対応する
夏は堆肥が早くできます。
それは、温度が高いことによる菌の繁殖が進むことと、虫たちの活動も活発であるからです。
半面、冬はなかなか堆肥ができません。
スピードは2~3倍ほど違います。
ですから、できるだけ日のあたる場所に置くというのはやはり鉄則になります。
天候に対応する
天気も影響してきます。
日当たりという面では天候が悪いということをどうすることもできませんが、降った雨が溜まるような場所への設置は良くありません。
土は雨を吸い上げてしまうので、雨が降って水が溜まってしまう場所に設置されてしまうと、土が水をどんどん吸収してしまいます。
水分が多すぎると発酵などが進みませんし、土を分解する虫ではない虫が大量発生する可能性もあります。
また、コンポストボックスも所詮、木製なので腐る可能性も高まります。
安定した少し高めの場所
水が溜まらないよう、少し高めの場所に設置するのも良いです。
私が設置した場所は、通路と畑の間の部分になるので、少し段差がついてしまっていました。
そこで、ブロックを敷いて安定させることにしました。
これによって、水が溜まることもありませんし、土の流出によってコンポストボックスが倒れるという心配もありません。
土面に触れていて欲しい部分は底の部分だけなので、木の枠の部分はできることなら湿った土にずっと接していないほうが耐久性も高くなると思います。
コンポストボックスを設置することによる周囲への影響
コンポストボックスは、それなりに場所が必要になります。
そして、中の土を移したりするための場所もやはり必要になります。
ですから、かならず何らかしら通路がある脇に設置する方が良いでしょう。
また、入れるものや季節などによっては、臭いが出ることもあります。
多少の悪臭が出ても問題のない場所に設置した方が良いです。
風通しの良い場所であれば、多少悪臭が出ても臭いが溜まることはありません。
また、コンポストボックスは肥料を作っているので、コンポストボックスの周りに草が生えやすくなります。
栄養が染みこんでいますので・・・(笑)
もし気になるようであればグランドカバーとなるような植物を植えておけば、一石二鳥ですね。
私はダイコンドラやタイムを植えています。