コンポストボックス(堆肥コンポスター)の塗装の準備
組み立てが終わったら、コンポストボックスをいよいよ塗装します。
今回選んだものは自然派油性塗料 SMOオスモカラー ウッドステインプロテクター ウォルナット。
(詳細は、コンポストボックス(堆肥コンポスター)の耐久年数と塗装をご覧ください。)
塗装というのは色をつけることなので、必要な場所以外にも色が付くということです。
缶からハケに色をつけて塗ろうとした時に、いくらきをつけていようとも、塗料は垂れたりします。
そして、箱全体に塗るわけですから、塗ってからいろいろな面が順番に塗られている間、どうしても下の面が床にくっつくタイミングもあります。
どうやっても塗料は思いもよらない場所につくので、まずはブルーシートのような分厚いシートを敷くことをオススメします。
その上で、必要な場所を覆うなどしていきましょう。
また、仮に塗料がついたとしても、接着面が小さければ小さいほど影響は小さいので、割り箸のような小さい棒きれを用意しておくのも1つの方法です。
このような棒きれを敷いておけば、地面にベトっと接着することもありません。
塗料とハケ
大抵の場合、塗装は重ね塗りをして2回ほど塗ります。
そしてその2回も、すべての面が同時で均一に塗ることができるとも限りません。
上が乾かないとひっくり返して下が塗れないとか、そういうことも起こります。
しかし塗料は乾いてしまうと固まってしまう性質があるので、空気にあまり触れさせないようにしなければなりません。
油性の場合、毎回色を落とすという方法もありますが、1つの保存としては油につけてておくという方法があります。
こうして、油につけてラップで密閉しておくことで、乾燥を防ぐことができるのです。
1回目の塗装
1回目の塗装は、できる限り薄く塗ることがコツです。
それでも木がかなりの塗料を吸い込んでいくと思うので、手際よく薄く膜をつくる感じで塗っていきましょう。
すべてを塗り終わったら3時間ほど置き、上下をひっくり返して接着面を塗り直しました。
2回目の塗装
さて2回目の塗装は、見た目にも影響してくるので大切です。
2回目の塗装もそれなりに手際よくすることが必要です。
あまり何回も塗り直しをしすぎると、1回目の塗料が溶け出して剥がれることもあります。
2回目はあまり薄く塗ろうと思わないほうがうまくいきますね。
とはいっても垂れるほどでは厚塗り過ぎて、乾いてから割れることもあるので注意が必要です。
こちらも3時間ほど置いてひっくり返して接着面を塗ります。
ここから一晩くらい乾燥に時間をかけます。
フタも塗装
フタも塗装します。
フタはすでに塗装されているものをつかっていますので、簡単に塗ることができると思います。
これですべての塗装が終わりました!
いよいよ、コンポストボックスを設置することになりますが、そのために事前に準備しておくことを考えます。